第三の黎明期
向島ドックは創業以来80年余りの歴史を刻んでまいりました。戦中・戦後、様々な荒波を乗り越えて現在に至っております。その間、船舶修理事業を中核事業として多くのノウハウを積み重ねてまいりました。そして、2010年12月には新たな事業への進出を果たしました。それが日本初の電気推進貨物船「はいぱーえこ」の開発・建造・就航による内航海運業への展開です。「内航海運」とは国内の港間の船による輸送のことで、国内貨物輸送の3分の1、石油・鉄鋼・セメント等の産業基盤資源の輸送にいたっては8割までも担う、日本の産業を支える重要な業種です。しかし、この内航海運業界は環境負荷低減、船員育成の遅れなど多くの問題が山積しており、その解決に一役買うのが「はいぱーえこ」なのです。この「はいぱーえこ」は現在大手鉄鋼メーカーの鋼材運搬に従事しており、お客様である荷主やオペレーターからも高い評価を頂いております。このように、向島ドックはお客様と一緒に環境にやさしい船舶の普及を進めることで、さらなる発展に邁進しており、いわば第三の黎明期を迎えているのです。