2025年8月のニュースリリース記事一覧
久野社長が「技術開発戦略検討委員会」アドバイザーに就任
投稿日:2025.08.06
~舶用工業の未来を見据え、技術開発の現場から業界全体へ貢献~
向島ドック株式会社は、一般社団法人日本舶用工業会が設置する「技術開発戦略検討委員会」において、代表取締役社長・久野智寛がアドバイザーに就任したことをお知らせいたします。
技術開発戦略検討委員会は、日本の舶用工業の競争力強化に向けて設置された委員会で、新製品開発や技術支援のあり方などについて、産学官の立場から意見交換が行われています。
久野は、現場視点を持つ造船・修繕事業者として本委員会のアドバイザーに就任し、業界の技術力向上に貢献してまいります。
また、2025年8月5日には、日本舶用工業会の関係者の皆様が当社を見学され、取り組みの一端をご紹介しました。あわせて、地域の教育機関との情報交換も行われ、産学連携に向けた交流の機会となりました。
今後も当社は、「安定航行供給業」の実現に向け、技術力の向上と現場からの価値発信を通じて、わが国舶用工業の持続的発展に貢献してまいります。
おのみち住吉花火まつりにて提灯船を出船いたしました
投稿日:2025.08.05
2025年8月2日(土)に開催された「おのみち住吉花火まつり」に、弊社は提灯船を出船いたしました。
この花火まつりは、「住吉神社大祭礼」とも呼ばれる伝統的な神事に由来しており、江戸時代中期・元文5年(1740年)に尾道の町奉行として着任した平山角左衛門尚往(なおゆき)翁が、翌年に港の守護神として住吉神社を現在の住吉浜に遷座したことを起源としています。その後、平山奉行の功績を称え、また商売繁盛と海上交通の安全を祈って、海産物問屋の旦那衆によって花火まつりが始まったと伝えられています。
当日は、海上を進む「山型」「鳥居」「御幣」の3隻の提灯船や、「火船」「御座船」といった船が渡御(とぎょう)し、幻想的な風景を演出しました。提灯船にはそれぞれ、神社の鳥居や御幣(ごへい)など、神聖な意味が込められており、神様をお迎えする神事としての意味合いを今に伝えています。花火そのものも、本来は住吉神社に捧げる神聖な奉納行事であり、現代においてもその精神が大切に受け継がれています。
向島ドックとしては、こうした歴史ある伝統行事に参加させていただくことで、地域とのつながりを深め、地元文化への理解と敬意を再確認する機会となりました。
今後も、地域の伝統と文化を尊重し、尾道に貢献できる企業であり続けたいと考えております。