和歌山大学の関下ゼミ生が工場見学と意見交換会で来社
投稿日:2026.09.07
2026年9月4日(金)、和歌山大学経済学部経済学科の関下弘樹准教授とゼミに所属する学生10名が当社を訪れ、船舶修繕の現場を見学するとともに、久野社長との意見交換を行いました。
工場見学では、船をドックへ入渠させた後、ゲートを閉じて排水し、船体を露出させて修繕するドライドックの仕組みや、ドック自体を沈めて船を入れ、排水によって浮上させる浮ドックの仕組みを説明しました。あわせて、尾道には造船所だけでなく、舶用機器メーカーや海運業など幅広い海事産業が集積していることや、国内外の物流を船舶が支えていることを紹介しました。
久野社長との意見交換では、船舶修繕業界が人手不足や暑熱環境などの課題を抱える中、従来の「勘・経験・度胸」に依存した仕事から、標準化やデータ活用、生産管理の高度化へ移行していく必要性について説明しました。また、修繕能力を支える設備基盤について、ドックの追加や既存設備の更新・維持などが今後検討すべきテーマであるとの考えも示しました。
さらに、DX、AI、ロボティクスの活用や、当社の実際の修繕現場を新しい技術の実証フィールドとして活用していく構想についても紹介しました。システムを導入すること自体を目的とせず、正確な現場データを蓄積し、経営判断や現場改善に生かしていく考えです。
今回の見学では、実際の船舶修繕の現場を通じて、その仕組みや海事産業の役割に加え、当社が直面する課題や将来に向けた考え方についてもお伝えしました。当社では、こうした学生の皆さまとの交流を大切にし、船舶修繕業の仕事や、尾道の地場産業である海事産業の魅力や役割を知っていただく機会を、今後も積極的につくってまいります。








